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2009年05月28日

3月議会・一般質問 (前編)

 2月27日より3月30日までの32日間にわたり町田市議会第一回定例会が開催されました。第一回定例会は、2008年度最後の補正予算、そして2009年度の当初予算の二つを審議する非常にボリュームのある定例会となります。
 今定例会では、議案52件、請願12件を審議。私の所属する文教社会常任委員会でも長時間にわたっての審査となりました。
 さて、2008年度補正予算は、歳入・歳出それぞれ49億8,012万円を増額し、2008年度予算額は1,288億450万9千円となり、特別会計を合わせると2,297億3,981万5千円となりました。補正予算の主なものとして、定額給付金給付費63億7,352万円、定額給付金給付業務委託料2億1,023万3千円、財政調整基金積立金20億5,460万円などです。
 一方、2009年度当初予算額は、一般会計1,214億9,982万8千円、特別会計974億3,892万1千円で合わせて2,189億3,874万9千円となりました。2008年度当初予算額との比較では、一般会計では13億5,148万2千円(1.1%増)の増額、特別会計全体では16億5,599万3千円(1.7%減)、そのうち見落としてはならないのが、町田市民病院の病院事業会計では、前年度比21億5,285万9千円の(13%減)減額となったことです。一般会計と特別会計を合わせた予算額での前年度比は3億451万1千円(0.1%)の減額となりました。

・一般質問

今回の一般質問では、前回12月議会に引き続き町田市民病院の問題について質問を行いました。昨年の6月議会からこの市民病院について焦点をあて質問を重ねて参りましたが、今回は町田市民病院の中期経営計計画(案)が示されたことを受け、その示された中身にそって質問を行いました。

 一般質問通告は下記の通りです。

・表題:町田市民病院 中期経営計画(案)について

    1:パブリックコメントにはどのような意見が寄せられたか。
    2:事業計画について
    3:評価・公表について

 町田市民病院では、本年1月21日に2008年度から2011年度までを視野に入れた町田市民病院・中期経営計画を公表し、同日から2月20日までの間の1ヶ月間をかけてパブリックコメントを募集しました。この計画案の中では、計画策定趣旨から始まり、事業運営の基本方針、事業計画、中期財政見通し、財務指標、定員管理計画、評価、公表について、それぞれ明記されており早いものでは、2009年度に達成時期が設定されている計画が示されています。
 町田市民病院は本年の4月1日より経営形態を地方公営企業法の一部適用から全部適用への移行が決まっており、本来であれば今回示された町田市民病院・中期経営計画(案)が経営形態の見直しの時期よりも早く示されるべきであったと考えています。
また、同時に過去の議会でも質問をしましたが、改革プランの策定を08年度末までにという議会答弁がありながら、3月議会での質問時にはまだ示されていない事実に苦言を付け加えておかなければなりません。ある意味、議会での答弁が反故にされた形に終わったわけです。
 今回の質問では、計画(案)にそっての確認作業、計画と達成時期が示されたものについて文書から読み取るには不十分である項目についての質問となりました。また、今回の質問の柱は、後ほど詳しく触れますが町田市の一般会計から病院事業会計へ繰出される負担金の関係について掘り下げての議論を展開いたしました。

 計画案についての主な確認作業は下記の通りです。

○質:寄せられたパブリックコメント件数及び人数は。
●答:17名の市民から74件の意見が寄せられた。

○質:事業計画の策定メンバーは。
●答:町田市民病院事務局の経営企画室で策定。

○質:経営監理委員会(評価・公表)の詳細は。
●答:委員の構成は、市民・地域医療関係者・企業関係者や医療に関する学識経験者等10名程度。新年度に入り、早々に立ち上げ予定。

○質:計画(案)策定の着眼点は。
●答弁:総務省の病院改革ガイドラインに基づいて策定。

○質:町田市における改革プラン策定の進捗状況は。
●答:中期経営計画を概ね移行していく。日程については2008年度内。改革プラン単独でのパブコメは行わない

○質:中期経営計画案策定に医療従事者の関与は。
●答:事務局で原案を作成し、経営会議等で示し意見の聴取。

○質:病院事業管理準備担当者の関与は。
●答:関わっている。

○質:病院事業管理準備担当者の関与で計画案に大きな変更点はあるか。
●答:特に変更点はない。

○質:パブコメに意見を寄せていただいた17名という数字をどうとらえているか
●答:数の多寡というよりも、意見の中に病院サイドの気づかなかった部分も見受けられた。計画案では、基本的に数字が多いので多くの方の関心を頂くというところには至らなかったという感想をもっている。

○質:パブリックコメントの意見を受け、計画(案)を見直すのか。
●答:パブリックコメントの意見集約は当然であり反映していく。また、その後、常任委員会へ報告し、そこでの意見も踏まえ、最終的に計画確定していく。

≪事業計画について≫

「サービス向上に関する取り組みについて」

・救急診療体制の再構築

○質:現状では1735人/月を2010年までに1900人/月にしていくとあるが、その根拠は。
●答:これまで市民病院において救急患者受け入れの数で一番多かった数字に少し数を加えたのが1900名/月であり、これを目標値として設定。

○質:1900名/月達成に向けての具体的な取り組みは。
●答:救急を運営していく上での体制、救急員会等の体制の再構築をし目標値に近づけていきたい

○質:周産期医療の安定的継続の為の医師確保の現状は。
●答:新生児科の医師は5名、6床という規模に対してはなんとか間に合っている。

○質:2月1日から東京都の地域周産期母子医療センターの認定を受け、多摩地域全体の救急搬送に対応していくわけだが、それにともなう医師、看護師等も含めた環境整備の強化をする考えはないか。
●答:小児科医については、非常に厳しい状況であり、看護師の確保も引き続き行っていく。

「地域医療連携の拡充について」
○質:2011年度に地域医療支援病院の指定とあるが、市民病院の紹介率及び逆紹介率の現状は。
●答:紹介率については40%。

○質:監査の決算審査意見書を見ると年々紹介率、逆紹介率が微減しているが、指定をうける要件をそろえるための具体的取り組みは用意があるのか。
●答:地域医療連携、病病連携、病診連携、ここが一番重要。その部分に先ずはチカラを入れていくことにかぎる。

≪収支改善に関する取り組み≫

○質:診療単価の目標値達成における具体的取り組みは。達成時期が2009年度になっているので詳細な説明を。
●答:単価を上げるために、診療報酬制度への的確な対応、DPC(包括支払い制度)の導入、病床利用率の上昇、複合的な要素の上昇を単価上昇へつなげていく。

○質:DPC導入により徹底した事業コストの削減、その中の一つに人員配置の標準化及び手当ての見直しが詳細に示されているが、具体的な考えがあるのか。また、職員給与費対医業収益を50%とあるが、具体的な考えはあるのか。
●答:50%の達成には医業収益の増を考えている。

○質:インセンティブ給与制度の詳細を
●答:各診療科の特性に配慮しながら医師のモチベーション向上を確保していきたい

○質:答弁を聞くと、2009年度はインセンティブ給与制度及び診療科別目標管理制度を確立していくのではなく、先ずは医師のモチベーションを上げていく方策を考えていくということで良いのか。
●答:診療科別目標管理制度は、2009年度に制度として確立していきたい。インセンティブ給与制度については、先ず医師を対象に考えている。あくまでも例えだが、診療業務以外に従事した場合の手当ても含めた待遇、処遇を考える必要がある。

○質:町田市民病院として、インセンティブ給与を導入していくに当たっての目標の設定をどのようにしていくのか。
●答:診療科別原価計算の一般的な数式があるが、ここの終始するのではなく各診療科の特性を捉えながら医師のモチベーションを上げるための工夫が必要。

以上が各事業計画(案)についての今回の質問で明らかになった事項です。

後編へつづく・・・

(後編では町田市から町田市民病院へ繰入を行っている負担金について)


投稿者 康太郎 : 11:25

2009年05月17日

民主党代表選

13時過ぎからはじまった民主党代表選挙。
それぞれ10分ずつの政見演説。
岡田副代表の演説をテレビの前で聞きながら、05年、私が始めて参加した9・11衆議院選挙のことが頭の中をぐるぐるとまわる。
結果は、ご存知の通り民主党の大敗。
国として失ってはいけない政治家が何人も巻き込まれたことが、最近、身をもってわかるようになってきた。あの当時の代表が岡田克也現副代表。
場所は明かせないが、当時の選挙ポスターが残されている場所が市内にも1箇所ある。
総選挙が終わったら、張り変えにいこうと心に決めている。

昨年、岡田副代表が多摩境駅で演説をした際、心に残るフレーズがある。
05年9・11での大敗の責任を取り代表を退く際、党執行部に一つだけ条件を出した。
「新たな代表が決まり、民主党の行く末を指し示したときには、残りの党員は全力で代表を支える。そういう組織を作らなければいけない。」これを条件に代表を退いたのである。
小沢代表の辞任記者会見からも、その約束が今も生きていることがうかがえた。
「党員である以上、みんなで決めたことは守らなければならない。それが民主主義である。たとえ意見が反対でも決めたことを守らないでは全てが成り立たない。みんなで決めたリーダーは私たち全員で守っていかなければならない。」
鳩山代表の言葉では、それが「全員野球」なのであろう。

新代表を全党員で支え、政治を進める。
私たちのやることは変わらない。

政治の転換が今、問われている。

投稿者 康太郎 : 01:47