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2009年11月27日

口腔保健と病気予防

本日、18時から町田市歯科医師連盟主催による意見交換会に参加をしてまいりました。
今回のような会には初めての参加ということ、また専門性の高い分野ということもあり、とても興味深く、期待半分、全く未知の分野なので不安半分での参加というのが正直なところです。
さて、本日開催をされた会の中で、町田市歯科医師会の活動報告ということで、障がい者歯科診療所における歯科診療実態調査、通院患者及び医療従事者に対するアンケート結果、臨床統計などについての報告と説明をいただきました。また、地域医療を担当されているかたからの口腔ケアの重要性についてのご説明がありました。

どれも、興味深いものでしたが、特にためになったのは口腔ケアの重要性についてです。
私の知識不足ということがそもそもいけないのですが、口腔ケアが病気の予防につながるというのは、改めて言われてみればあたりまえのような気もいたしますが、とても新鮮な勉強をさせていただきました。

私の中で、歯科というと、直結するイメージは虫歯。そして普通の医療に比べ、よっぽど歯が痛くなったとき意外はあまりお世話にならないということもあり、個人的には縁遠いもので、病気と歯医者さんをつなげるものが虫歯意外に想像もつかなかったという、歯科医師会の皆様にとってはある意味、悲しい私であったわけですが、裏を返せば本日の会は、私にとってとても有意義なものとなりました。

さてさて、少し脱線をいたしましたが、口腔ケアの説明の中で、説明者の方から保健所政令市移行に際しては、是非とも歯科医師資格のある職員を。ということでした。
私もこの間、保健所の移行について色々と議会で議論をさせて頂きました。
まだ、確認をしていませんが、恐らく東京都との協議の中で歯科医師資格のある職員は配置されていないと思います。

そして20011年4月、保健所機能が移行した後は、市民の皆さまのヘルスケアの中心的な役割として保健所が保健行政を推進していくことと思われます。
その中で、口腔ケアを軸とした健康ケアというのはとても可能性のある取り組みになるのでは?と個人的には考えていました。詳細については、これからしっかり調査、研究をする必要があるかと思いますが、既に町田市でも取り組みがあるようです。また、講習機会と受講者数の問題もあるようですが、高齢者施設等で口腔ケアの講習会を開催しているとのことです。また、口腔ケアをしている施設としていない施設での病気になる割合も口腔ケアしている施設の方が病気になりにくいとのことでした。本日の説明では、肺がんについてでしたが、平成19年4月に出された「新健康フロンティア戦略~健康国家への挑戦~」の中では、口腔内を清潔に保つことは生活機能を維持するために重要であり、特に高齢期や寝たきりの場合には、介護予防あるいは肺炎予防にも効果があると記されています。
口腔保健と病気予防という、私にとっては少し新鮮なテーマ。忙しい毎日ではありますが、これから少し掘り下げてみようと思います。

投稿者 康太郎 : 00:04

2009年11月02日

事業展開と市民合意の観点より

・平成21年度(2009年度) 9月補正予算

8月31日(月)より10月6日(火)までの会期37日間で第3回町田市議会定例会(9月議会)が開かれました。
今議会では、平成20年度(2008年度)決算を含む議会となりましたので、通常の定例会より少し長い会期となりました。
平成21年度、9月補正予算の総額は一般会計44億7,950万円、特別会計20億5,922万4千円、計65億3,873万円4千円の補正額となります。
主な内容としては、女性特有のがん検診推進事業、災害時用備蓄物資・資機材充実事業、緊急雇用創出事業、就労・住宅相談事業、小中学校耐震補強事業、新型インフルエンザ対策事業、南町田駅前連絡所開設事業等です。

・任期最長の委員会審査

私が、副委員長を務めさせて頂いております文教社会常任委員会は、9月11日の初日委員会では終わらず9月14日の常任委員会予備日を使っての審査となりました。また、請願の取り扱いの関係で9月30日に3度目の委員会を開き、今議会では3日間にわたる審査となりました。
請願1件に対し約2時間の時間を費やし、委員会初日は請願審査のみでほぼ終了した感じです。

・市の事業展開と市民合意

さて、今回の委員会の内容とも少し重なりますが、町田市が事業を展開させていくにあたって色々と問題になるのが、事業に関わる市民の理解が得られていないことが多々あるということです。
具体的な事業名をあげれば、今議会では、請願でも出ました20年間期間限定の認可保育所の整備事業、野津田公園の整備事業、少しさかのぼれば学校の校庭を放課後開放する子ども見守り事業等々です。町田市が課題に対し事業を展開するのは賛同できますが、市民合意という観点では少し疑問を感じざるをえません。
理由は色々と考えられると思いますが、もう少し時間をかけ関係者を中心に理解を得ることが不足しているようにも感じます。

・議会最終日 第96議案 委員会差し戻し動議可決!!

本会議最終日には、第96議案の野津田陸上競技場に照明設備を整備する契約案件が提案されていました。9月11日に開かれた建設常任委員会では、私の所属する会派の委員のみが反対をし、可決をされた案件です。私たち、民主党・社民ネット会派は3月議会の予算からこの件に関し一貫して異議を唱えてまいりました。理由としては単純です。
計画そのものに反対をするのではなく、しっかりと関係団体に理解をしてもらってから進めるべきという主張です。
公式の町田市の答弁では、概ね理解を得ているとしながらも町田市議会の各会派あてには9月に入ってからも数団体から異論を唱える文書が出されております。
皆様も3月議会の本会議質疑及び委員会質疑の議事録を見ていただければわかりますが、少なくとも今議会に提出されている照明部分の予算の説明では、市内サッカーチームのJリーグ加盟に間に合わせる為との提案理由です。
つまり、今年度中に設備を進める積極的理由としてはそれのみなのです。
しかしながら、建設常任委員会が開催された9月11日以後に市内サッカーチームが今年度のJリーグ加盟申請を見送る旨の記者会見が開かれました。
皆様も議事録を読んでいただければ理解して頂けると思いますが、Jリーグ加盟要件を整える為ということが提案理由であれば、当然に合意に至っていない市民団体に、先ずは、理解を得てから事業を進めるのが当然と考えるのではないでしょうか。

そこで、私が所属する民主党・社民ネットでは、第96議案に対する提案理由の大前提が変ったということで第96号議案の委員会での再審査を求める動議を提出いたしました。
その結果、その動議は可決され同日、建設常任委員会が開催されました。
委員会での質疑は、同会派の委員が中心となりましたが、町田市の説明は、3月議会の答弁と少しニュアンスが変っている印象を受けました。
採決の結果は賛成多数により原案可決。本会議場での採決も賛成多数により可決されました。

・事業展開と市民合意の観点から

今、お伝えした件もそうですが、先に述べた20年間認可保育所、子ども見守り事業もそうですが、本当に良い事業を展開するのであれば、なぜ一番大事にしなければいけない市民との合意が後回しになってしまうのか、市民も疑問に思っています。

・トップダウン型事業

このようなケースは、トップダウン型の事業展開に良く現れることがあります。そして一番苦労するのは、現場と直結して働く職員。市民との対話もそうですが、一職員として上司から言われた仕事を進めなければいけないのは、百も承知しておりますが時間がない上に期限が決められた事業に対しては、ほぼ強制的に事業を進めていかなければならなくなります。こうした事情によって市民の合意がないがしろにされていくのであれば、議会として議員として質していかなければなりません。

・2010年2月21日(日)が町田市長・市議選の投票日です。

来年の2010年2月14日(日)告示、21日(日)投票で町田市長・市議会議員選挙が執行されます。町田市政の運営を左右する一番身近で、大きな分岐点となる選挙です。是非ともご注目ください。

投稿者 康太郎 : 23:43